占い用語一覧(さ行)

占い用語一覧さ行

占い用語一覧さ行

占い用語なんかコワくない!
『占い用語集』は主にホームページ内の占い用語の解説です。占いの世界では、普段の生活では耳にしないような言葉や株独特のいい回しが出てきます。占い用語を理解することは、情報収集する上でも役立ちます。できるかぎりわかりやすく説明しますので、少しずつ覚えていきましょう!

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

財運線 ざいうんせん

水星丘付近に縦に刻まれる線。この世の中で生活するための金銭・財産など、経済力の安定や発展を示す。金銭的に恵まれるほど線がはっきりと出る。

サイコ・セラピー さいこ・せらぴー

精神療法・心理療法のこと。精神病理の治療技として発展した臨床心理学を基盤に、クライアントへの治療を行なう。分野としては精神分析・認知行動療法・森田療法・内観療法・催眠療法・家族療法など。カウンセリングとセラピーは混同されやすいが、別個のものである。

サイコロ占い(ダイス占い) さいころうらない(だいすうらない)

サイコロを用いる占い方法で卜術のひとつ。サイコロは偶然を司り、古来からギャンブル、ゲーム等で人々に使われていた。

サイデリアル星座 さいでりあるせいざ

黄道での12星座の位置づけの種類。サイデリアル方式とトロピカル方式の二種類があり、夜空に見える星座とは別である。サイデリアル星座は、実際の観測を重視するため、地球の歳差運動により、現在ではトロピカル星座と24度近くのズレが生じている。西洋占星術はトロピカル星座を主に使用し、インド占星術はサイデリアル星座を使用する。

サイン さいん short interspersed element

正弦とも。三角関数の一つ。角Cを直角とする直角三角形ABCでBC/ABを角Aのサインといい,sinAと書く。

蠍座 サソリザ

黄道十二星座の一。南天、天の川の中に比較的明るい星が大きなS字形に並ぶ。α(アルファ)星はアンタレス。7月中旬の午後8時ごろ地平線近くで南中する。学名〈ラテン〉Scorpius

サターンリターン さたーんりたーん Saturn Return

土星(サターン)が黄道を一回転して、元の地点に戻ること。土星回帰とも呼ばれる。土星の回転周期は約29年で、誰でも29歳位に、最初のサターンリターンを迎える。土星によって、自分の人生の現実を突きつけられる事になるので、一般的に喜ばしくない現象に捉えられているが、地道に努力を重ねてきた人にとっては、長年の苦労の現実化という果実をもたらすともいえる。

サビアン さびあん

占星術のチャート判断技法の一つ。ホロスコープを12の部屋に分けるところを、360度に細分化させて、それぞれの度数にシンボルを与えるのが特徴。アメリカの神秘学研究家マーク・エドモント・ジョーンズと女性詩人にしてチャネラーのエリス・フィーラーの2人が、チャネリングによってシンボル体系化した。その後、ディーン・ルディヤによって解読された象徴が基礎となっている。

算木 さんぎ

卦(か)木ともいう。中国や日本で,易によって占いをするときに用いる道具。筮(ぜい)によって占い出された陰,陽の爻(こう)を筆記する代りに用いられる長さ10cmほどの木製の角柱で,角の一面の中央部に溝をつけておく。

申 サル

十二支の一つ。陽の金で、季節は秋、月は8月、時間は15~17時、方位は西南西を表す。

三焦/三膲 サンショウ

漢方で、六腑(ろっぷ)の一。三つの熱源の意で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそ以下にあり、体温を保つために絶えず熱を発生している器官とされる。みのわた。

三奇六儀 さんきりくぎ

十干の奇門遁甲での呼び名。三奇とは乙奇・丙奇・丁奇のことを指し、六儀とは戊儀・己儀・庚儀・辛儀・壬儀・癸儀のことを指す。通常、三奇が付く方位を吉方位と考える。

三区分 さんくぶん

12サインは活動(Cardinal)、不動(Fixed)、柔軟(Mutable)の三つの種類に区分される。占星学上では、サインの三要素(Quality)という。活動(Cardinal)のサインは牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座。不動(Fixed)のサインは牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座。柔軟(Mutable)のサインは双子座・乙女座・射手座・魚座。

三元 サンゲン

暦に用いられる言葉で、上元(じょうげん)・中元(ちゅうげん)・下元(かげん)からなる。年月日時を60ずつ区切り、60年、60ヶ月、60日、60刻で次の元に移行される。

三元九運 さんげんきゅううん

20年毎に変わる気の流れのこと。上元・中元・下元の180年を、20年毎の九運であらわしている。2004年から2023年までが、八白土運となる。明代の書物には諸葛孔明がこの三元九運に則り、風水を駆使したとされる。現在の風水鑑定では、家の建築された年からこの三元九運を使い、家運を調べる。

三元派 さんげんは

風水の流派の一つ。地形・方角・立地・時間を風水判断の重要な要素として考える流派。他の流派に比べ、特に時間の概念を重視するため、三次元的な風水解析を得意としている。ちなみに三元は、上元・中元・下元の180年間のことをあらわす。

三合 さんごう

十二支のうちの特定の三支が結びつくこと。三合会局とも言う。それぞれ四正にある卯・午・酉・子を中心に、亥・卯・未の三合木局、寅・午・戌の三合火局、巳・酉・丑の三合金局、申・子・辰の三合水局がある。三支の中心になる旺支の五行に合わせ変化し、旺支の五行の力が強くなる。

三才 さんさい San-cai

中国古代に起った思想の一つの型。三材とも書き,また「三才の道」ともいう。天,地,人をさし,この3つは,それぞれ完結した世界を形成しながら,相対応して同一の原理に支配されているという思想。

雑卦伝 ざっかでん

易経の「十翼」の一つ。六十四卦の中の二つの卦を取り上げて、その対照的な意味合いを説明している。雑卦伝は「十翼」の中では最も日常に近いものであり、日常的な占いの判断をするにあたっては最も適切であるともいわれる。

三皇 サンコウ

中国古代の伝説的な三人の天子。伏羲(ふっき)・神農(しんのう)・黄帝、燧人(すいじん)・伏羲・神農、伏羲・女媧・神農、天皇(てんこう)・地皇・人皇など諸説がある。

三停 さんてい

人相の見方の一つ。顔全体を、髪の生え際から眉の「上停」、眉から鼻の下の「中停」、鼻の下から顎までの「下停」の三つに分けて判断する。「三停」は人生の序盤、中盤、終盤における運勢を表し、どの部分がいちばん目立つか、広いかなどで、運の強い時や性格を判断する。

三伝 サンデン

六壬で占う際に用いられる、時間的経緯のこと。「初伝」・「中伝」・「末伝」からなり、「初伝」は物事が発生した原因、「中伝」は現状の状態、「末伝」は結果を意味する。

三碧木星 さんぺきもくせい

九星のひとつ。五行は木、方位は東、象意としては、長男・青年・音楽家・アナウンサー・肝臓・関節・足・雷・振動・声・虚・うわさ・宣伝・進む・積極的・驚き・始め・新しい・発展・顕現・電化製品・楽器・自動車、などをあらわす。

算命学 さんめいがく

占術の一つ。干支暦をもとに、年と月と日の干支を出して、人の運命を判断する。陰陽五行論を土台とした運命学であり、天中殺などの言葉が有名である。

左伝 サデン

「春秋」の解説書。戦国時代に左丘明によって作成されたといわれ、三十巻からなる。正式名は「春秋左氏伝」といい、通称を「左伝」、「左氏伝」という。

財方 ざいほう

水を置くことにより、財運を高めるといわれる方位のこと。風水では水は財に関わると考えられている。

殺気 サッキ

家に住む人に害を及ぼす邪気のこと。家の内外の尖っている角や、電柱・避雷針など、見た目から心理的圧迫感を与えるものから発生すると考えられている。

参天両地 さんてんりょうち

東洋占術の基本的考え方。奇数は陽なので天をあらわし、偶数は陰なので地をあらわす。奇数と偶数の代表的な数である三と二を用いて、参天両地と呼ぶ。

12サイン じゅうにさいん

西洋占星術で用いられる、黄道を30度ずつ分割した十二星座シンボルのこと。通常、星座(一般的な太陽星座占い)といわれているもので、牡羊座・牡牛座・双子座・蟹座・獅子座・乙女座・天秤座・蠍座・射手座・山羊座・水瓶座・魚座の12サインがある。サインは12種類の性格や傾向を表わすもので、全てのサインへの理解、応用が人生において大切となる。

12ハウス じゅうにはうす

地球の天球を、十二に区画したもの。12サインと混同しやすいが、12ハウスは地球に属していて、地球の自転に関係して決定される。プラシーダス方式によるハウス区分が一番普及している。一般的に、サインは個人の心理的な傾向や個性を表し、ハウスは個人の活動の分野として捉える。

上停 じょうてい

「三停」のうちの一番上の部位のこと。髪の生え際から眉までの部分を指す。初年運(15~30歳頃)や、その人の知性、父母運、人気運などをあらわす。

上元 じょうげん

太陰暦1月15日のこと。元来は中国の節日で,中元 (7月15日),下元(10月15日)とともに三元といわれた。上元の夜は元宵として特に多彩な行事が行われる。日本では下元は取入れられなかったが,上元は中元とともに定着した。

神殺星 しんさつせい

命式に吉凶作用を及ぼす干支の関係のこと。命式判断の参考に使われる。日干からみたもの、月支からみたもの、年支・日支から見て求めるものなど多岐にわたる。干支自体が神殺になる場合もある。

獣帯・ゾーディアック じゅうたい・ぞーでぃあっく

地球から見て、太陽が通る通り道のことを黄道といい、黄道を12等分して12サインが並んでいる。この12サインの象徴に「獣」が多いことから、「獣帯・ゾーディアック」と名付けられた。

四課 しか

六壬で用いる数式。一課が質問者、二課が質問者に付属する事象、三課が質問の対象である人、四課は質問の対象者に付属する事象を表す。

式神/識神 シキガミ

陰陽道(おんようどう)で、陰陽師が使役するという鬼神。変幻自在な姿で、人の善悪を監視するという。しきのかみ。しきじん。しき。

四隅 シグウ

北東・南東・南西・北西の方位の総称。十二支では、丑寅が北東、辰巳が南東、未申が南西、戌亥が北西をあらわし、変化を意味する土行が全てに含まれる。後天八卦では、艮が北東、巽が南東、坤が南西、乾が北西をあらわす。

獅子座 ししざ siṃhāsana

仏典では,釈尊を人中の獅子と称している場合が多いので,釈尊や高徳な人のすわるところを獅子座と呼んだ。転じて,獅子の姿を彫刻した台座を意味し,このような台座に坐する釈迦牟尼仏の彫刻の遺物は多い。

四象 ししょう Si-xiang

中国,易の用語。『周易』の変化の原理である陰,陽の4種のかたち。その象徴的意義について諸説があるが,要するに四季のように,陰,陽の盛衰を示すものであって,これがもとになって,八卦(か)または六四卦ができる。

四書五経 シショゴキョウ

中国における,重要古典の名数的呼称。四書とは《大学》《中庸》《論語》《孟子》。この称は宋の程頤(伊川)が《大学》《中庸》の2編を《礼記》中から独立させ,《論語》《孟子》に配したのに始まり,朱子学の聖典とされる。

四正 しせい

東西南北の方位の総称。十二支では子が北、卯が東、午が南、酉が西をあらわし、後天八卦では、坎が北、震が東、離が南、兌が西をあらわす。

自然時 しぜんじ

それぞれの地点の太陽の位置で決められる時間のこと。日本の標準時は東経135度線上の明石の時間であるため、自然時を出すためには、1度離れるごとに4分ずつ修正を加えることになる。

四柱推命 シチュウスイメイ

占いの一。生まれた年・月・日・時を四つの柱としてその人の運命を占うもの。中国で宋代に大成されたといわれる。

室区分(ハウス区分) しつくぶん

地球の天球を、十二のハウスに区分すること。12サインと混同しやすいが、12サインは地球の公転によって決定されるもので、12ハウスは地球に属しているため、地球の自転に関係して決定される。種類は大きく分類すると①イコール・ハウス方式、②象限方式、③①と②を組み合わせた変形方式がある。現在は、②の分類の中のプラシーダス方式による室区分が一番普及している。

ジプシー ジプシー Gypsy

北インド起源の移動型民族のこと。移動生活者の印象があるが、現代では定住生活をする者も多い。「ジプシー」という呼び方は、長い間の偏見、差別などの為に、最近では彼等を指す言葉として、「ロマ」の名称が用いられることが多い。

磁北 ジホク

磁気コンパスが指す北の方角。一般に地球の実際上の北極を指す子午線の向きとは一致せず、その成す角を偏角という。真北の方向を得るためには偏角の補正をする必要がある。

四緑木星 しろくもくせい

九星のひとつ。五行は木、方位は東南、象意としては、長女・主婦・仲介人・貿易業者・神経・頭髪・腸・股・風・遠方・往来・仲介・伏入・整う・縁談・結婚・信用・通信・旅行・連絡・迷う・市場・結婚式場・公園、などをあらわす。

シャーマン シャーマン Sherman, James Schoolcraft

脱魂・憑依(ひょうい)のような特異な心理状態で、神霊・祖霊などと直接に接触・交渉し、卜占(ぼくせん)・予言・治病などを行う呪術(じゅじゅつ)・宗教的職能者。シャマン。

シャッフル シャッフル shuffle

タロットカードで占いをする前にカードを混ぜ合わせること。占いたい内容を問いながら、テーブルの上にカードを裏向きにして両手で混ぜ合わせるのが一般的である。

周易 シュウエキ

古代中国の周の時代に作成された卜術の一つ。「易経」という古典に照らし合わせて解釈される。「易経」は占いの書物であったことから、随時代の煬帝による焚書坑儒を免れ、その後の儒学者たちの研究により儒学的・道徳的に変化していった。

従格 じゅうかく

命式のタイプのこと。外格・変格の一種。主に、「従児格」・「従財格」・「従殺格」が挙げられる。自分を捨て、子供や部下や、周囲の人に従った方が吉とされる。

十干 ジッカン

古代中国で発生した数詩で、時間と空間をあらわすのに使用したもの。非常に古く殷代(紀元前十五世紀~紀元前十一世紀)頃の甲骨文字にも記されている。五行の「木」「火」「土」「金」「水」が、陰陽それぞれに分かれたもので、「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」の十個に分けられる。

十天体 じってんたい

西洋占星術で使われる、太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星のこと。十天体は人生の中での基本的な傾向と長所、問題点をあらわす。

柔軟宮 じゅうなんきゅう

12のサインは活動(Cardinal)・不動(Fixed)・柔軟(Mutable)の三種類に分けられる。占星学上ではサインの三要素(Quality)という。柔軟宮のサインは、双子座・乙女座・射手座・魚座。常に柔軟で環境に応じて対応できるが、迷いやすく影響を受けやすい傾向がある。この四つのサインは全て90度の関係にあり、十字を形成する。

十二運 ジュウニウン

九星で、12年で一巡する吉凶の運勢。胎・養・長・沐・官・臨・帝・衰・病・死・墓・絶の12で、胎から帝までの7年を吉、衰から絶までの5年を凶とする。江戸時代に暦にのせられ、前の7年を有卦(うけ)、後の5年を無卦(むけ)とした。

十二宮 ジュウニキュウ

地球から見て太陽が一周する軌道のことを黄道という。その軌道を十二分割して、それぞれに十二サインを振り分けたもの。十二のサインは獣の名にちなんだ星座名が多かった為に、この帯のことを獣帯(Zodiac)と呼ぶこともある。黄道を十二分割したものなので、太陽は一つのサインを約30日かけて進むことになる。

十二支 ジュウニシ

古代中国で、十二宮に獣をあてた暦法。▽子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)

十二長生 じゅうにちょうせい

五行から見た十二支との関係性をあらわしたもの。「長生(ちょうせい)」・「沐浴(もくよく)」・「冠帯(かんたい)」・「建禄(けんろく)」・「帝旺(ていおう)」・「衰(すい)」・「病(びょう)」・「死(し)」・「墓(ぼ)」・「絶(ぜつ)」・「胎(たい)」・「養(よう)」がある。運勢の強弱・盛衰を人間の成長過程に例えている。

十二天将 じゅうにてんしょう

「十二神将」・「十二貴人」とも呼ぶ。その昔、陰陽師が操った式神のことでもある。青龍・朱雀・白虎・玄武・勾陳・六合・騰蛇・天后・貴人・大陰・大裳・天空のことで、一説では十二支に対応するとも言われている。

十翼 じゅうよく Shi-yi

中国,儒教の経書『易経』を翼(たす)ける10編の注釈。「彖(たん)伝」上,下,「象伝」上,下,「繋辞伝」上,下,「文言伝」「説卦伝」「序卦伝」「雑卦伝」から成る。『易経』を単なる占いの方法の書から人事変化の理を探索する哲学書に転換させる理論的根拠を与えた文章で,中国哲学に深い影響があった。

宿命 シュクミョウ

生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。「海に生きる宿命にある」「つらい宿命を負う」

宿曜経 しゅくようぎょう Su-yao-jing

中国,唐代のインドの二十八宿七曜などを述べた選訳書。『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』が正式の書名で,中国密教の完成に努めた僧不空の訳。上下2巻。訳を史瑤が編集,それを楊景風が改集しところどころ註記したもので,広徳2(764)年に完成。

朱子 しゅし Zhu-zi

中国,南宋の儒学者。宋以降の中国,日本の思想界に圧倒的な影響を及ぼした。名は熹。字は元晦,仲晦。号は晦庵,晦翁など。徽州ぶ源の人。地方官としての治績にもみるべきものがあるが,本領はあくまでも壮大な理気の説を基にしたその思想にある。

出生図 しゅっせいず Natal Chart

人が生まれた瞬間の、その場所での天体の配置図のこと。英語のNatalからNaitalChartとも呼ばれる。出生図という言葉は、個人の誕生図を指すときのみに用いられる。国が誕生した場合は始原図、事故が発生した瞬間の天体の配置に関しては、IventChartを作成することもある。

順行 じゅんこう direct motion

天球上の惑星の動きが,太陽と同じく西から東へ向って運行しているとき,惑星は順行するという。すべての惑星は,内惑星は内合,外惑星は衝の付近で逆行するが,一会合周期中他の期間は順行を続けている。

生 しょう sheng

中国演劇の役柄の一つ。老生(長いひげをつけた大人役),小生(二枚目役),武生(武人役),文武老生(老生と武生を兼ねた役柄)から成る。老生が主演する劇を老生劇といい,京劇の主流である。

小アルカナ しょうあるかな

アルカナはラテン語で「秘儀」という意味。小アルカナは56枚のカードで構成され、各14枚1組で4つのスートに分かれている。スートの各組14枚の内訳はエース(Ⅰ)から10(Ⅹ)までの番号が付いたカードと、4枚のコートカード(宮廷札)で成り立っている。日本でいうところの「トランプ」に似ている。番号付の10枚のカードは、トランプのように数字だけが書かれている場合が多いが、ウェイト版タロットには、全て絵柄が書かれている。

象意 しょうい

象は「かたどる」の意味で、八卦や九星などの表す意味合いを、物や自然現象になぞらえたもの。繋辞伝では「象は像(かたどる)なり」とされている。

障害線 しょうがいせん

手相の各線に対し、障害・停滞・ケガ・病気など悪影響を与える線で、各線を横切るように出てくる。中には例外で良い相になることもあるが、大抵は凶相と考える。

小太極 しょうたいきょく

家全体の中心を太極と呼ぶのに対し、各部屋の中心点を小太極と呼ぶ。陽宅風水では、家全体から見た吉方位が利用できない場合、この小太極から見た吉方位を利用する場合がある。

ジョーティッシュ じょーてぃっしゅ Jyotish

ヴェーダという学問体系のうちの一つで、インド占星術の別名。「jyoti」は光、「ish」は神という意味のサンスクリット語で、インド占星術が、魂の本質を読み解くための科学であるとしている。

序卦伝 じょかでん

易経の「十翼」の一つ。六十四卦の配列に対しての説明がなされている。

徐子平 じょしへい

宋の時代(西暦960~1279)に命理・命学とも言われる人の命運を論じる方法の基礎を築いた人物。そのため、その字を借りて四柱推命を「子平」と呼んでいる。姓は徐、名は居易、子平はその字(あざな)。「珞琭子三命消息賦注」という本を著した。

女性宮(陰の宮) じょせいきゅう

ピュタゴラス派の概念に基づいて奇数を男性、偶数を女性としたもの。男性宮をポジティブ、女性宮をネガティブと表す。女性宮には牡牛座・乙女座・山羊座の地の宮の星座と、蟹座・蠍座・魚座の水の宮の星座が含まれる。男性宮に対して女性宮は、受動的で内向的であると捉えられている。

辛 シン

十干の一つ。五行の金行のうち、陰の金をあらわす。自然界では、加工された金属製品、砂金・珠玉に例えられる。洗練されて華やかな性質がある。

震 シン

易の八卦はつけの一。算木で、☳の形で示す。雷を表し、東の方向に配する。

壬 ジン

十干の一つ。五行の水行のうち、陽の水をあらわす。自然界ではとうとうと流れる海・河・湖に例えられる。止まることなく自由に流れる川のような性質がある。

人格 ジンカク

姓の一番下の文字と名前の一番上の文字を合計した数のこと。生まれつきの性格や能力などをあらわす。五格の中で最も重要な部分で、一生の運気を左右するといわれる。

真北 マキタ

北極星を北の基準にして測った北を指し、経線あるいは子午線が示す北極線の方向。地図で示す北はこの真北になる。古代の建物や墳丘のうち、東西南北の方角を意識して建設されているものは、ほとんどが真北を利用している。

シンクロニシティー シンクロニシティー synchronicity

虫の知らせのような、意味のある偶然の一致。心理学者ユングが提唱した概念。共時性。同時性。同時発生。

新月(ニュームーン) しんげつ

月は12サインを巡り、自身の形を変えながら欠けていき、29.5日に一回、太陽と結合する際に新月を迎える。新月の際にはあらゆる作物が良く育つといわれ、経験上そのことを知っている農業関係者の間では月の満ち欠けを暦にした「農業暦」もある。またプログレス(進行)のホロスコープ上で新月が起こると、その時に始めたことが30年続くといわれている。

進行図 しんこうず Progress

計算上の架空のものなので諸説あり、代表的なものとして「一日一年法」が挙げられる。出生時間から一日経った時の天体の位置が、その人の満一歳の時のプログレス(進行)を示すというもの。プログレスは内的な変化を予想するとされる。3重円のホロスコープでは中央に位置する。

新字体 シンジタイ

漢字の字体で、古くから使われていた形を改めて、新たに用いられるようになった字体。特に、国語審議会が昭和24年(1949)告示の当用漢字字体表のうち、以前に正字とされていた形に代えて、略字や俗字・筆写体などの形を採用したもの。「狀」を「状」、「爲」を「為」とした類。

新暦 シンレキ

改暦を行った後の暦法のこと。改暦前の暦は旧暦となる。日本や東アジア諸国では、太陰太陽暦から改暦した太陽暦(グレゴリオ暦)が新暦になる。

七赤金星 しちせききんせい

九星のひとつ。五行は金、方位は西、象意としては、少女・遊び人・ホステス・妾・口・歯・咽喉・呼吸器・趣味・悦び・食べる・歌う・怒る・弁舌・口論・金銭・毀折・刃物・沢・泥・不足・貴金属・飲食業・金融業、などをあらわす。

二黒土星 じこくどせい

九星のひとつ。五行は土、方位は西南、象意としては、母・大衆・庶民・農夫・不動産業・腹・胃腸・肉・大地・平原・平坦・田畑・静か・平穏・従う・受身・謙遜・古い・遅鈍・無気力・四角・墓地・倉庫・数が多いもの、などをあらわす。

人中 ジンチュウ

鼻の下から上唇に至る縦の溝のこと。一般的に深いほど良いといわれる。

紫微斗数 しびとすう

四柱推命と双璧をなす中国の代表的な命術。現在、台湾などでは盛んに用いられている。太陰暦を用いて出した生年月日時を基に、その人の性格から一生の運命までを読み取る。紫微(しび)とは北極星の別名で、この紫微星を中心に他の多くの星々を使い、個人の運命(数)をはかる(斗る)ことから紫微斗数と呼ぶ。紫微斗数では実在の天体ではなく、紫微星や巨門星などの「虚星(きょせい)」と言われる架空の星を使用する。人生上のあらゆる出来事を12のカテゴリー(十二宮)に分類し、この十二宮に虚星を配して、宮の意味と星の意味を重ね合わせて目的別に詳細な判断をするのが特徴。

紫微星 シビセイ

紫微斗数で用いられる星のこと。北極星の別名でもある。北極星を象徴することから、貴さを司る帝王の星と考えられる。甲級主星14星の主宰星として、命盤上の全ての星の動きを統轄している。

四神相応 シジンソウオウ

地理的景観が四神の存在にふさわしいすぐれた所。東に流水(青竜)、西に大道(白虎)、南にくぼ地(朱雀)、北に丘陵(玄武)が備わる土地。平安京の地勢がこれにあたるという。四地相応。

七政四餘 しちせいしよ

古代中国で使われていた幻の占術。中国版占星術であり、あまりにも当たりすぎたために禁止されたと言われている。七つの実星と四つの虚星で占うため、「七政四餘」と呼ばれる。

神秘十字線 しんぴじゅうじせん

頭脳線と感情線の間に刻まれる十字型の線。この線を持つ人は神秘的な事に対して興味を持ち、占いや宗教に対して入れ込む傾向があり、宗教家などに多いといわれる。

島 しま island

海,湖,川などの水に囲まれた陸地。ただしユーラシア,アフリカ,オーストラリア,南北アメリカ,南極などの諸大陸は除く。大陸棚上の島,または大陸からの分離片と考えられる花崗岩質大陸地殻をもつ陸島(マダガスカル島など),玄武岩質海洋地殻上にある海洋島(ハワイ諸島など),造山運動で地向斜堆積物が陸化したもの(日本列島など)などに分けられる。

水晶占い すいしょううらない

丸い透明な水晶玉を使って、その中に映し出された人の未来を読み取る占い。「ジプシー占い」として知られ、透視術のような超能力・霊能力を使って見ていく。

水星丘 すいせいきゅう

小指の付け根にある丘。知識や研究心、物質運、社会的な働きをあらわす。ここが発達した人は、雄弁で商売上手、財運にも恵まれる。

スート すーと

小アルカナの56枚をグループ分けする、ワンド(棒)、カップ(杯)、ソード(剣)、ペンタクル(金貨)の四つの単位。その名称は宇宙の四元素に対応しており、ワンド=火、カップ=水、ソード=風、ペンタクル=地となる。

数秘学 すうひがく numerology

数を使って事物の本性,とくに人物の性格・運命や未来のできごとを解明・予見する西洋古来の占術。数は万物の原理であり,宇宙のいっさいは数に則って秩序化されているというピタゴラス学派の哲学や,カバラ的聖書解釈法ゲマトリアの伝統に基づくものと思われる。古代のアルファベットは音価だけではなく数値をもっていたので,文字で表される言葉もしくは観念は同時に一定の数値をもつことになる。この数値を同じくするものは照応関係によって隠れた結びつきをしていると考えられ,したがって占いにも応用することができるわけである。

数秘術 すうひじゅつ

数字を用いた占術のひとつで、数秘学ともいう。占う人物の生年月日や姓名などから、固有の計算式に基づいて、先天的な個性や、運勢傾向やを占う。ギリシャの数学者・ピタゴラスが創始者とされている。「カバラ思想」と結び付けられることが多く、その原理は占星術、タロットカード、エニアグラムなどにも取り入れられ、応用されている。

朱雀 すざく Suzaku

火行に属し、時では夏、方角では南に対応。陽気・旺盛ることを司る神で、文書・口舌・訴訟などをあらわす。

頭脳線 ずのうせん

親指と人差し指の根元の間から始まり、手のひらを横切る線。頭脳線(知能線)は知性の働き、才能や適職を表す。考え方がしっかりしていると先端までスッと刻まれ、迷いが多いと弱弱しく枝毛のように乱れる傾向がある。

スプレッド スプレッド spread

タロットの占断結果を並べる方法のこと。「展開法」とも呼ぶ。占いの結果を分かりやすくする為に、いくつかのスプレッドの中から選択するのが一般的である。代表的なものとして、「ヘキサグラム・スプレッド」・「ケルト十字法」・「ホロスコープ・スプレッド」が挙げられる。

水 みず water

五行の一つ。水を象徴とし、陽の水「壬水」と陰の水「癸水」がある。水だけではなく、河川や海、雨、全ての液体を指す。季節では冬、方角では北をあらわす。

水法 すいほう water law

周りにある道路や水路の流れが、家や墓にどのような影響を与えるかを見る方法。この「水法」には、気が入ってくる流れである「来水」、去っていく流れである「去水」とがあり、良い気が「来水」になり、悪い気が「去水」になることが最も吉と考える。

砂取り すなとり

祐気取りの一種で、砂を吉運になる特定の日時に、特定の方位から採取してくる方法。この方法によって吉運に恵まれると考えられている。

占機 せんき

占卜をする時期・タイミングのこと。偶然に表れた象徴を用いて事柄や事態の成り行きを占う「卜術」で一番重要視される点であり、フッと思ったときに占ったことが一番よく当たるとされている。

筮筒 ぜいとう

筮竹を立てておく筒のことで、「筮とく」ともいう。筮竹を立てて置くため、重くて安定感のある物を選ぶと良い。

占的 せんてき

占う目的のこと。偶然に表れた象徴を用いて事柄や事態の成り行きを占う「卜術」で一番重要視される点であり、しっかり占う目的を絞らないと、曖昧な答えになるとされている。

正位置 せいいち Up-right

カードの方向がまっすぐ絵柄の通りに出ている状態のこと。アップライトとも呼ぶ。逆位置と違い、カードの意味を素直に判断することができる。

筮竹 ゼイチク

占筮に用いる道具。これを使って易の卦を立てる。最も古い時代に使用されたものは、蓍(めどき)という植物を用いていたとされ、総数は五十本あり、細い方を基、太い方を末とする。現在は手に入れやすい竹棒を利用することが多く、40センチ程度のものが一般的に使用される。

生命線 セイメイセン

親指と人差し指の根元の間から始まり、親指の付け根の膨らみに沿ってカーブを描きながら手首の方向に流れる線。人生の安定感、健康状態や寿命などの総合運をあらわす。

青龍 せいりゅう

木行に属し、時では春、方角では東に対応。物事の発達を促進する神で、喜び事・酒食・和合などをあらわす。

0学占い ぜろがくうらない

命術のひとつ。東洋の占いで使われる空亡の考え方をベースにしており、御射山宇彦氏によって昭和15年に確立された。生年月日から割り出した0星(ゼロスター)と支配星から0地点を割り出し、個人の個性と運勢周期を占う。

生命の樹 セイメイノキ

「セフィロトの樹」とも呼ぶ。旧約聖書の創世記に、エデンの園の中央に植えられた樹のこと。アダムとイブはこの樹の果実を食べて、エデンの園を追放になった。カバラにおいては、10個のセフィラーと22個の小径(パス)を体系化した図として用いられる。

姓名判断 セイメイハンダン

名前からその人の運命を診断する方法。日本で姓名判断が盛んになったのは、庶民が姓を名乗ることを許されるようになった明治3年以降のことなので、比較的歴史が新しいものといえる。姓名判断にはいろいろな流派があり、それぞれ画数の取り方や判断方法が異なる。

セクスタイル せくすたいる Sextile

二つの天体が60度の角度をとること。120度のトライン程ではないが、安定した状態を表わす。伝統的に良いアスペクトに分類され、トラインと違って、意識的な努力をすると光るアスペクトである。セクスタイルを形成している天体から、クィンカンクス(150度)のところに天体があるとY字が形成されヨードができる。

節入り せついり

暦上の各月の始まりのこと。例えば、2月は4日頃の立春が節入り日となる。

節分 せつぶん

季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。特に、立春の節入り(2月3日前後の旧暦の正月)のことを指す場合が多い。節分当日の夕暮れに、柊の枝に鰯の頭を刺したものを戸口に立てておいたり、豆撒きをすることで「邪気」を払う習慣がある。

セフィロト せふぃろと

10個のセフィラのこと。またはセフィロトの樹(生命の樹)のこと。セフィロトは、この世のありとあらゆる存在・森羅万象をあらわし、この10個のセフィラで分類されぬものは無いといわれている。

青龍砂 せいりゅうさ

風水上、良いエネルギーが湧き出すとされる龍穴の気を風から守ってくれる小高い丘を「砂」と呼ぶ。そのうち、左側のものを「青龍砂」、右側のものを「白虎砂」という。

セフィロトの樹 せふぃろとのき

「生命の樹」とも呼ぶ。旧約聖書の創世記に、エデンの園の中央に植えられた樹のこと。アダムとイブはこの樹の果実を食べて、エデンの園を追放になった。カバラにおいては、10個のセフィラーと22個の小径(パス)を体系化した図として用いられる。

セミセクスタイル せみせくすたいる Semisextile

二つの天体が30度の角度をとること。 マイナーなイージー・アスペクトである。オーブは非常に狭く、一度から二度以内に取ることが多い。セミセクスタイルは両親から受け継いだ資質に関連したものを表すといわれている。

先天定位 せんてんじょうい

飛泊する九星が本来あるとされる場所。定位には先天定位と後天定位があり、先天は万物の体(本質)をあらわし、後天はその用(働き)をあらわすとされる。それぞれ一白水星は兌宮(西)、二黒土星は坎宮(北)、三碧木星は艮宮(東北)、四緑木星は坤宮(南西)、五黄土星はなし、六白金星は離宮(南)、七赤金星は巽宮(東南)、八白土星は乾宮(北西)、九紫火星は震宮(東)を定位とする。

先天八卦 せんてんはっか

八卦が本来ある場所を示したもの。先天八卦は伏義が配置したといわれている。先天八卦と後天八卦とがあり、先天八卦では、乾は南、兌は東南、離は東、震は東北、巽は西南、坎は西、艮は西北、坤は北に配置される。

仙道 センドウ

古代中国から伝わる不老長生を得る修行法のこと。中国の古い辞書「釈名」には、「老いて死なないのを仙という。仙は遷である。遷とは山に入ることである」と記載されているため、山に入るという意味合いもある。。仙という字の由来はサンスクリット語の不老長生からきている。

正象 せいしょう

象は「かたどる」の意味で、八卦の表す意味合いを、物や自然現象になぞらえたもの。特に「正象」は八卦の中で最も代表的な象となる。乾は「天」、兌は「沢」、離は「火」、震は「雷」、巽は「風」、坎は「水」、艮は「山」、坤は「地」をあらわす。

西洋占星術 せいようせんせいじゅつ

東洋、またはその他の占星術に対して区分けする意味で、西洋占星術と称されている。個人のホロスコープ(出生図)から基本的に12のサイン、12ハウス、10天体、天体同士のアスペクト(座相)などを組み合わせて、その個人の生まれながらに持った個性や、これから起こるであろう未来の出来事を予想する占星術。

総格 そうかく

姓名の画数を総合した数のこと。その人の一生の全体的な運勢を暗示するとされる。社会運ともみなされ、特に中年期以降の運勢を強くあらわす。天格・人格・地格、それぞれの吉凶をも含めた数なので、判断の上で重要なポイントになる。

蔵干 ぞうかん

十二支中に含まれる十干のこと。十二支のそれぞれに、いくつかの十干が蔵される。ただし、日本では蔵干は各流派によって多少の違いがある。

相術 ソウジュツ

対象の姿・形から、その人の状態や運勢などを占う判断法。主なものとして、手相・人相・名相・姓名判断・風水・骨相・地相・墓相などがある。

ソード(剣) そーど

小アルカナの4つのスートの1つ。攻撃・闘争・大胆さ・勇気を表現し、時には憎悪・戦い・敵を意味する。また不運と災害のスートでもある。戦士のカードで、その気質は憂鬱といわれる。方角は北。

ソーラーリターン そーらーりたーん Solar Return

未来予測手法の一つで、ソーラーは太陽のこと。トランジットの太陽がその人の出生図(ネイタル)の太陽の上に重なる時間を求め、その瞬間のホロスコープを作成して判断する。占星術では、このソーラーリターン時のホロスコープで、その人の一年間の状況を予測する。

測字占 そくじせん

卜術の一つ。唐代以降、盛んに行われた。別名、「破字(はじ)」や「析字(せきじ)」とも呼び、唐代の李淳風、日本では中村文総氏が有名。依頼者が書いた漢字を分解・分析して、問題解決の糸口を探すという占い。

ソフトアスペクト そふとあすぺくと Soft Aspects

伝統的に「ベネフィック・アスペクト」とも呼ぶ。必ずしも良いアスペクトとはいえないので、伝統的な「ベネフィック(吉)」という言い回しは、最近ではあまり使われていない。「トライン」・「セクスタイル」・「セミセクスタイル」などがソフトアスペクトに入る。平和で温和的なアスペクトである。

ソロモンの環 そろもんのわ

人差し指の付け根を取り囲むようにある線。ユダヤの偉大なるソロモン王にあったと言われる相。第六感が働き、強い支配力が得られるという意味合いがある。

巽 ソン

八卦の一つ。一番下だけが陰爻のもの。自然界では「風」、卦徳は「入」、人では「長女」、属性は「木」、身体では「股」、易数は「5」、方角では「東南」をあらわす。

園田 真次郎 そのだしんじろう

「気学」の祖。別名、荻野地角。大正13年頃に、それまで日本で流行っていた「九星方鑑学」の考え方を基に、自らの創意工夫を加え、九星術を「気学」として分かりやすく集大成した人物。これにより今日の九星気学の基礎が確立され、それ以降、この「気学」が一般大衆に浸透していくこととなった。

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